屋根の修理について

屋根材の種類

  • 屋根材には様々な種類があり、それぞれ耐用年数が異なります。まずは屋根材の種類をチェックしてみましょう。
 
波形スレート屋根
波形スレート屋根は工場など、大型の建物に多く使われる屋根材です。以前はアスベストを使用していましたが、2000年代の中盤頃からはアスベストが使用されなくなりました。アスベストには粘り強さがあり、屋根材の原材料として重宝されたのですが、ご存知の通り、健康被害が確認されたため現在は使われていません。アスベストを使用していないスレート屋根は、以前の物よりも寿命が短めです。20年を目安に、屋根の専門家に修理や葺き替えの相談をするといいでしょう。
 
瓦屋根(陶器瓦)
陶器でできた瓦屋根は、一戸建ての住宅ではもっとも多く使われている屋根材です。耐久性もひじょうに長く、50年から、中には100年持つ物もあります。反面、強風で飛ばされたり、自重が思いために耐震強度に弱さがあったり、災害に弱い面があります。ひじょうに耐用年数の長い屋根材ですが、その分メンテナンスに気を遣う必要があります。新築後30年ほど経ったら、一度専門家にメンテナンスについて相談してみるといいでしょう。
 
金属屋根
金属屋根にはさらに種類があり「ガルバリウム鋼板」「ジンカリウム鋼鈑」などが多く使われています。
 
ガルバリウム鋼板やジンカリウム鋼鈑は、コストパフォーマンスに優れているため、多くの現場で使用されています。断熱材が付いている製品と付いていない製品がありますが、基本的には、この断熱材があることで遮音、遮熱という効果を発揮します。耐用年数は20年から30年ほどとされています。
 
トタン屋根
屋根には傾斜がつきものですが、トタン屋根は傾斜の少ない屋根に利用しやすく、雨漏りもしにくいという特長を持っています。最近は金属屋根を使うことが多くなりましたが、ひじょうに安価なため、以前はよく使用されていました。耐用年数は10年ほどですが、塗装を施すことにより繰り返しメンテナンスを行えば、寿命を延ばすことができます。
 
コロニアル(軽量スレート)
コロニアルは一戸建て住宅を中心に使われている屋根材です。軽量スレートとも呼ばれ、軽量で施行性、メンテナンス性がいいことで人気があります。10年から15年ほどで劣化が見られることが多いので、だいたい10年周期で塗装メンテを施す必要があるでしょう。カバー工法でリフォームすることも一般的です。
 
セメント瓦
セメント瓦は、その名の通り、セメントで作られた瓦材です。新しい建築では使われないと言っていいでしょう。陶器瓦とは違い、色があせやすいため、定期的に塗装メンテナンスを施す必要があります。また、自重が重いため、建物の耐震性を考えるとマイナスな瓦材です。寿命は20年から30年ほどですが、不具合が出た場合は、軽量な屋根材への葺き替えがベストでしょう。

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